wombatchang’s blog

海と夏と猫が好き

「ぼーっと」クラス、絶賛お申し込み受付中!

ルンバが車道を掃除していました。

 

はい。嘘偽りですもちろん。ルンバは室内のお掃除を担当している子であって車道の掃除を担う子ではありません。チワワを外飼いしてはいけないのと同様ルンバを外飼いしてはいけませんだってルンバは家族ですうちの子なんです!!!!!!!!!

 

というかそもそも誰が家で充電したルンバをわざわざ公道に運んで掃除するんだよ神様かマザーテレサの末裔か?それとも暇を持て余したワクワクさんの新たな趣味か?己の電力と己の労力を使って公道にルンバを解き放つ人がいたらとても興味深いので社会学部時代人間形成について学んでいた私は卒論のテーマにしていたことだろう。卒論のテーマを決めかねていた私の元にルンバ解き放ちおじさんが舞い降りてきたら即決だったのにな〜と少し悔しい。まあ後にも先にもそんな人には出会っていないのですが。

 

前振りが校長先生の話くらい長くなってしまったけど今日のお昼、いつも通り会社の周りを散歩していたら黒いゴミ袋が車道に落ちているのを見つけた。生ぬるい風が吹くたびにファンッファンッとそのゴミ袋は不規則に動く。

 

そのゴミ袋を見て「あ、ルンバだ」と思った。そしてそのゴミ袋の横を通る時に「なんだゴミ袋じゃん」と思った。

 

校長先生の話くらいの長さとテンポでルンバが公道を掃除している可能性を否定した私が、昼休憩中道に落ちているゴミ袋を見て「あ、ルンバだ」と疑うことなく思い受け入れたのだ。その速度0.00001秒。

 

これは「ぼーっと」の仕業である。なんにも考えていない鼻水を垂らした状態の人間の受け入れスピードは凄まじい。なぜなら脳を通らないから。公道に落ちているゴミ袋を見て「ルンバだ」と思い、水たまりに浮かんでいるハイチュウのパッケージを見て「桜だ」と思う。ルンバが室内用であることも夏に桜は咲かないことも関係ない。脳を通していないのでその概念すらない。

 

書きながらもう少し街を綺麗にする努力が必要だなあと思っているのは置いておいて、「ぼーっと」するってめっちゃ脳にいいんだろうなと思った。

 

最近知ったことなんだけど令和を生きる人間が一日に触れる情報の量は弥生時代の人が一生かけて触れる情報量とほぼ同じらしい。どこで弥生時代の人が得る情報量を計測したのか、そしてもし本当なら弥生時代の人は逆に日々何に触れながら生きてきたのかとても気になるが現代人が得る情報量がめちゃめちゃに増えていることは大の納得である。永遠に情報を処理し続けるという苦行に耐えている現在人の脳だから、少しは休ませてあげないといけない。

 

あ、だから最近瞑想する人が増えているのかな!!自分の呼吸だけに集中して頭から全てを消し去る。それを日常的に行うことで脳を休ませる技術を磨いているのか!?私は瞑想をした経験がほとんどないんだけど、「ぼーっと」することはとても得意だ。「ぼーっと」する技術なら達人クラスである。瞑想は難しそうだけど脳が疲労していると感じる方は是非私の「ぼーっと」クラスに申し込みしてくださいね!「ぼーっと」の技術、惜しげもなく教えます!

 

ぼーっとぼーっと

 

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