22年に作ったApple musicのプレイリストを久しぶりに聞きながら散歩をした。My hair is badとかSaucy Dogとかマカロニえんぴつとか邦ロックが沢山入ったプレイリスト。曲から漂う生活臭がたまらない。
私は22年の4月に大学を卒業して社会人になった。最初に入社した会社の同期は邦ロックが好きな人が多く、一緒にカラオケに行ったときに全然ついていけなかったことをきっかけに邦ロックを聞くようになった。めちゃくちゃ仲良しだった研修メンバーがカラオケでVaundyの怪獣の花唄を歌っていてなにこれ有名な曲なの?ってなったのを覚えている。A.はいそうですとても有名な曲です。
みんなともっと仲良くなりたくて、「好き」を共有したくて、みんながカラオケで歌っていた曲や海鮮居酒屋でホタテを焼きながら同期に教えてもらった曲を片っ端から入れて作ったのがこのプレイリストだ。怪獣の花唄はもちろん、Saucy Dogの月に住む君、シーグラス、コンタクトケースやMy hair is badの最愛の果て、白春夢、化粧など、基本中の基本楽曲が盛り込まれている。
きっかけは「同期ともっと仲良くなりたくて」という世界一可愛く健気なものだったが今は普通に邦ロックが好きになった。曲からにじみ出るその人の生活臭がたまらなく好きだ。というかカテゴリーは「邦ロック」で合っているのかな。
邦ロックって歌詞の解像度がめちゃくちゃ高くてその人の生活がリアルに想像できてしまうと言うか、身近にありそうすぎて実際にはない記憶を蘇らせてしまう曲が多い気がする。なんか絶対に秘密にしたいであろうその人の日記を読んでいる気分になってしまう。それが生活臭の正体なんだと思う。「押しボタン式の信号機をいつも君が走って押すくだり」とか「昼過ぎの朝飯の前は海へ行こう」とか「空っぽのコルクボードにはどんな写真があったのか気になった」とか「飲めないお酒を飲んだのも疲れていないフリしたのも一秒でも隣にいたいだけだったの」とかなんかもうため息がでてしまう。どうですか邦ロック聞きたくなってきたでしょ?
そしてその誰かの日記を読んでいたら自分の懐かしい本当の記憶も蘇ってくる。大学3回生の夏前、最後に食べたあそこの100円たこ焼きの味。いつも「青のりつける?」と聞いてくれたおばあちゃんは今もたこ焼き屋さんをしているのかな。冬になったら地元の駅に来てくれるたこ焼きのキッチンカー。何回行っても顏を覚えてくれないおばちゃんが作るたこ煎を食べながらバイト終わり家に帰る時間。えちょっと待って過去の記憶がほぼたこ焼きなのなんでなの?
なんとなく楽しかったなって思う一週間の旅行の記憶よりも、それがしょうもない大したことのない良い記憶でもなんでもなかったとしても「あの時、ラインでスタバの期間限定ストロベリーフラペチーノが売り切れていたよって写真を送った時、本当は貴方を誘いたかったんだよね」みたいな1秒にも満たない記憶の方がなんか好きだったりする。
なんか生活を大切にするってそういうことなのかなとも思う。一瞬の出来事とかその時の感情とかそういうのを大切にしまっておくこと?え?メンヘラじゃないよね大丈夫だよね私いけてる大丈夫そ??全然メンタルヘルスに問題抱えていませんよ私、今日も朝からラジオ体操しようか迷ってやめたしなんか健康ですよ!!!
え~~~~心の健康を見せてあげたいんだけど愉快に口笛でも吹きながらスキップしたら信じてくれる?
邦ロックのプレゼンしたかったのに口笛スキップの提案しちゃったびっくりびっくり☆
おしまいおしまい
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