wombatchang’s blog

海と夏と猫が好き

パラレルワールドってほんまにあるんかな

かっけえなあと思う友達がいる。

 

私は始発の電車が好きだ。氷結の空き缶を持って口が半開きのまま電車のシートをベッド代わりにしているおじさんとパキッとした服を来てヘアセットまでバッチリの紳士が共存している不思議空間だからだ。他では交わることのない2人。始発電車がなければ平行線を辿るであろう彼ら。唯一パラレルワールドと現実世界が空間を共有する時間。実にロマンチックだ。これだから始発はやめられない。

 

嘘、本当は終電より10本くらい前の電車に乗って小走りで帰って誰よりも早く化粧を落としていち早くお布団に入ってだらだらネフリ見てたら寝てたが理想である。平行線の2人が交わるロマンチックな空間に特段興味はない。

 

しかし今回の始発は訳が違う。かっけえ友達と共にする始発だったからだ。

 

彼女のことはよく知らないけど会うたびにかっけえなあと思う。「今」を生きている感じがめちゃめちゃする。1年以上前、初めて始発にお供させてもらった時、眠すぎて白目状態の私の隣で「今しかできひんかもしれんから体力あるうちにいっぱい遊んどかな〜」とニコニコしていた彼女のことをめためたに覚えていりゅ。

 

始発に揺られながら恋愛の話や仕事の話をしていたんだけど、私が「まあ全部なんとかなるよね〜」と言ったのに対して彼女は「自分でなんとかする、かなあ」と言った。衝撃だった。「せやな〜」となんともないフリをしたけど私の頭は6000人のブラジル人がカーニバル期間を間違えて踊り狂っているのかと思うくらいの衝撃で揺れていた。氷結おじさんとバッチリ紳士と6000人のカーニバル。朝から大変じゃん!!!!!!

 

「自分でなんとかする」と口にできる彼女だから「今」を生きている感じがめちゃめちゃしてかっけえええええって思うんだろう。「自分ならなんとかできる」という自分に対する信頼とか肯定的な感情があるからモヤモヤの状態を放置せず感じていることを素直に行動に移せる。その積み重ねが「今を生きる」に繋がっているんだろうなあと僭越ながら思いました私めは。

 

私に足りていないことは圧倒的に自分を信じる気持ちである。今ひとつ自分を信じきれていないから現状を変えないほうが良い理由・行動しない方が良い理由を考えて大の字で寝転がってお腹をぽりぽりかきながら時間の経過を待ってしまう。

 

でもあたいもこう見えて「かっこいい人間」になりたいのだ。こう見えてってどう見えてだよな!全員がお前のこと知っていると思うなって感じだよな!「こう見えて〇〇」っていう人ってなんて言われたいのか立ち止まって考えてしまうよな!!ごめんな「こう見えて」とかいう謎表現使ってしまって!こう見えて内省は欠かさないタイプなので反省します!こう見えて!!!

 

(着地点がわからず大暴れしてしまう人の真似)

 

おしまいおしまい

 

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