wombatchang’s blog

海と夏と猫が好き

すっぽんぽんの湯とプロの鑑定士

朝、温泉に入りました。

 

少し前、仕事でとあるホテルに1泊した。そのホテルには変な名前の温泉がついている。名前を明記することは避けるが発音が極めて「すっぽんぽん」に近い。逆に斬新である。夜に入りそびれたので朝に「すっぽんぽん」を堪能することにした。

 

早起きして6時くらいに温泉に向かう。アルマゲドンの記事にも書いたが私は露天風呂が大好きだ。特にこの季節の朝に入る露天風呂は格別である。ひんやりした風と熱いお湯のコントラスト⇨最高 新緑の景色⇨最高 朝日⇨最高 だからだ。

 

そんな最高を堪能しながら「暇だな〜」と思った。絶対に温泉好きが思うことではなくてウケる。そしてその次に「あの人とは絶対合わないよなあ〜」と思った。朝に露天風呂で考える最低なテーマ上位二つであろう。

 

お風呂に入っている時ってみんな何を考えているんだろう。家ではいつもスマホを持って入るので映画を見たり推しのYoutubeを見たりする。しかし温泉だとそうはいかない。温泉でスマホを見ながらニヤニヤしている人間なんぞ100%刑務所行きであろう。無実を訴えたところで「温泉でスマホを見てニヤニヤした」事実は変わらない。

 

暇だなあ、温泉に浸かっている時って何すればいいんだろう、の次に出てきた思考が「あの人マジで合わない」である。新緑と朝日のムダ使いすぎるので謝ってほしい。

 

私は「合わない」と感じる人とはできるだけ距離を置くべきだと思っている。それは人間関係に限った話しではない。自分が違和感を感じたりムムム?と思う物事からできるだけ距離をおくことで、「不快」の種をあらかじめ摘んでおくことができる。その結果自分、相手、周りの人を「不快」の花畑にいざなうことなく平和に生きられる。つまりはWin-Win-Winなのだ。

 

でも最近思うのが「不快」の芽を早く摘みすぎてそれが本当はめっちゃ可愛い綺麗なお花だったってことに気がつかない可能性ない?ということだ。私はプロの花の鑑定士じゃないから目の前の小さな種が激臭を放つラフレシアのものなのかそれともチューリップの球根なのかわからない。ってことはさ、少しくらい「不快」の可能性を疑いながらも成長を見ても良い気がする。

 

不快かも不快かも不快かも、、、、、、やっぱり不快じゃん!!!の可能性もあれば不快かも不快かもあれ、、、不快、、?いや、結構好きかも!の可能性もある。この「やっぱりそうだった!」「あれ?意外に違うかったな」これを繰り返すことで嗅覚が研ぎ澄まされて「不快」を嗅ぎ分けるプロの鑑定士になれるのかもしれない。

 

「すっぽんぽん」の露天風呂に入りながらそんなことを考えていたんだけど一通り考え終わった後に時間を見たらまだ5分しか経っていませんでした助けてみなさん時間が経ちません

 

おちまーーーーーーい!!!