ここ2ヶ月くらいハマっている調味料がある。「アウトドアスパイス ほりにし」だ。
今年のお盆に友達達とBBQをしたんだけどその時にみんなで購入したことがきっかけだ。私は食べる専門という1番のチートポジションに身を置き、焼きたてのお肉をうんめえうんめえと言いながら食べていただけなのでどうやって味付けしているのかとか全然知らなかった。もはやみんなで事前に行ったスーパーで「ほりにし」がカートに入っていたことすら知らなかった。確か私がカートを引いていたはずなのに。いや、引いてないな、私にはもう少し貢献してほしいBBQはチーム戦ですよ？
なんかわからんけどBBQうんまかったな〜の余韻と共に余った調味料やらをみんなでわけわけしたときに私は幸運にもこのアウトドアスパイスをゲットしていたらしい。この子がどんな子かも知らず。
ほりにし君を家に迎え入れてから数週間はコンロの横の調味料スペースに置きっぱなしにしていたんだけどある日肉を焼いている時にふとほりにし君のことを思い出して蓋を開けて香りをかいでみた。え？めっちゃいい匂いじゃん何これ。鰹節の匂いというかスパイスの匂いというか何この子、なんかあらゆる「美味しい」を凝縮させたみたいな匂いがする。え？つまりこれって魔法の粉ってこと？
焼いているお肉に塩胡椒とほりにし君を振ってみる。え？めっちゃ美味しいんだけど、、、！！！焼いているだけなのになんかめっちゃ手が混んでいる味がする。大胆だけど繊細な味わい。アウトドアに繊細の要素っていりますか？？
それからと言うもの私は全ての料理にほりにし君の出番を作ってあげている。ポークケチャップや鶏のハーブ焼き、カレーの下味、キノコとお肉のオイスターソース焼き、もう本当に全部である。名脇役中の名脇役。彼なしでこの映画は成り立たない。この映画のヒットの理由は主役の活躍ではではなく彼の存在があったからなんです、、、！彼に拍手を、、！大きな拍手を、、、！！！
和洋折衷森羅万象全ての料理を支えることができるってまじで敏腕調味料だと思う。ケチャップとか絶対無理だもん。全て僕色に染めなければ気が済まない主役面の子だもん。
人でもほりにし君タイプの人っているよね。目立たないけどどのコミュニティにも馴染んでしまう人。そして必要とされている人。私はまだまだほりにし君には程遠いな〜。
そろそろほりにし君がなくなってしまうのでスーパーに買いに行ったら1000円弱した。名脇役はいい味を出す代わりにギャラが高い。
おしまいおしまい
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