正確性皆無人間です。
私は正確性というものがマジでゼロに等しい。いや正確性って言うのかな。集中力?正しい位置に正しいことを書きなさい。みたいなのは百発百中で間違える。羅列する数字を正しく転記するとか一生無理である。2つの書類を見比べて違うところを見つけるとかも無理だ。一生見つからない。そういえば子供の頃「ウォーリーを探せ」の1ページ目で挫折したことを思い出した。見つけて欲しいとかかまってちゃんなことをいう方がおかしい。見つけて欲しいのなら出てきやがれおとといきやがれ。
私はここ3年くらい「出張十五夜」という韓国のバラエティがお気に入りだ。韓国で超有名なナPDという方ががプロデュースしている番組で、その中のクイズ企画がめちゃめちゃ面白い。いわゆる早押しクイズなのだが、ボタンを押す代わりに自分の短所を叫ばないといけないのだ。短所を叫ぶのが1番早かった人に解答権が与えられる。「つけているピアスが可愛くない!」とか「飽き性!」とか。
私がその番組に出演するのなら「正確性が皆無過ぎて、、、いや正確性というかですね、例えばウォーリーを探せのウォーリーを一生見つけられなくてですね、、、」とウォーリーの話まで遡らなければならなくなるので番組に呼ばれていなくてよかったと思う。今日も明日もドキドキである。いつナPDからオファーが来るかわからないので。
私は知っているのだ。不得意且つ好きでないことを続けていても並または並以下にしかならないことを。
忘れもしない。高校生の時数学の苦手を克服しようと毎日学校に残って勉強したのにテストで30点しか取れなかったあの日の屈辱。チャートのテスト範囲のページを6周したのに赤点だったあの日。なぜか。そう、センスがないのだ。向いていないのだ。好きでもないのだ。答えは明確であった。
だから私は向いていないことからは一瞬で身を引くことを心がけている。それを私は英断と呼ぶ。
最近の私の英断は料理をする時にレシピを見ることをやめた、です!これこそ英断虎の巻。調べるとか具材を揃えるとか量るとかまーじで面倒臭い!!手順3をしていたのに気がついたら5で入れるやつ入れてるし。向いていない!嫌になっちゃう!絶対こぼすし!それは関係ない!
おかげで料理のレパートリーは3つくらいになったがよりハッピーな生活を手に入れた。
英断万歳である。
おしまい