化粧水がなくなりません。
ここ3ヶ月くらいずっと化粧水がなくなりそうだから買いに行かないと、と思いながら生活をしている。しかし「なくなりそう」から一向になくならず今日にいたる。粘り強い化粧水、嫌いじゃない。
その化粧水を使い始めたのは去年の秋くらいだったと思う。乾燥が気になるなあと思って母に言ったら母が使っていたブランドの化粧水を1本くれたのだ。それが粘り強い化粧水と私の出会いである。母はそれを3本まとめて買ったそうだが彼らがあまりに粘り強く3本使い終わる未来が見えなくなったと言っていた。
使い心地はめちゃめちゃいい。使い始めてから明らかに毛穴と乾燥がなくなった。2度塗りするようにしているんだけど、2回目塗った時に肌にめちゃめちゃ吸い込まれていくのがわかる。「導入美容液と化粧水両方の役割を果たしている化粧水」と言い切りの形で友人におすすめしまくっているがそのような文言は公式から一ミリも出されていないので私の嘘だということです。
そんな激推ししているお気に入りの化粧水は冒頭に述べたように永遠に無くならない。何らかの形で増えていっているのかとさえ思う。毎日朝晩2度塗りしているのに半年以上詰め替えを買っていない。なんて粘り強く健気な化粧水ちゃんなんだ。永遠に愛すと決めたので廃盤にならないでくれ頼む。
なんかさ、2つ以上良い点があるモノに対して「働きすぎ働きすぎ💦休みな本当に💦」と思ってしまうのって私だけなのだろうか。BT21という BTSの激カワ公式キャラクターもその対象だ。数年前、その中のRJというキャラクターが印刷されている保温タンブラーを買ったんだけど購入してから使うまでにリアルに二週間くらいかかった。「こんなに可愛いのに中身を保温するなんて働きすぎ涙 こんなに可愛いんだから可愛いだけでいいんだよ涙 茶なんか何度でもレンジするから涙」という心理だ。まじで狂人である。保温タンブラー買ったのはおめーだろ、と今になって思う。
これってさ、人に当てはめて考えたら「恐縮」じゃない？完璧すぎる人に出会ったら私はめちゃめちゃ恐縮してしまう。周りにさりげなく気を使って話も面白くて賢くて仕事もできて人当たりが良い綺麗なお姉さんとかめちゃめちゃに恐縮である。大学のラグビー部くらい大きな声で感謝と謎の謝罪を伝えてしまう。
しかし「恐縮」と思う完璧な人間よりも欠点や短所がある人の方がなぜか魅力的に見えてしまうのが人間だ。しずかちゃんが出来杉くんではなくのび太を選んだみたいに。何にもできない赤ちゃんを愛おしく思うように。だからさ〜何が言いたいかって言うとさ〜できないことがある人間ってめっちゃ可愛いんだよ〜愛おしいんだよ〜できないことを責めずに、責めてしまったとしても責めてしまう自分をも受け入れて可愛い可愛いしたらいいんだよ〜
みんなお花なので⭐︎
おしまい
