wombatchang’s blog

海と夏と猫が好き

ジャンプの主人公みたいな人が入社しました

弊社に香港出身の方が入社しました。

 

彼女、めっちゃ面白い。オレ、めっちゃ好き。
日本に来てまだ3年くらいしか経っていないらしいがそれはそれは流暢な日本語を話す。朝礼で挨拶をしてくれた時は日本の方だと思っていた、あまりに流暢なので。これで英語もペラペラなんだもん、語学の神童か?ところで神童の使い方は合っているの?教えて、ヤンさん〜〜。あ、このブログでは彼女の名前はヤンさんとすることにしました今決めました。

 

朝礼の時はただただすごいなあ賢いんだろうなあとしか思っていなかったが、初対面の50代後半の部長に対して「えぇぇええぇぇぇぇぇぇぇぇぇっぇええぇ!?その歳でまだ独り身なんですかあっぁぁぁっぁあああぁ!?!?!?!?」と心底驚いた様子のリアクションをとった瞬間から私はヤンさんが好きになった。

 

今日1日彼女と接して、彼女はめっちゃユニークな人だということがわかった。家には冷蔵庫もレンジもないらしい。理由は常にフレッシュなものを口にしたいから。そう言いながらコンビニのお弁当を会社のレンジでチンしてむしゃむしゃ食べていた。18時のチャイムとともに「みんな〜また明日な〜」とジャンプの主人公みたいな無邪気な笑顔で離席した彼女は梅雨のジメジメを吹き飛ばす爽やかな風をオフィスに吹かせて去っていった。爽やかな風に吹かれながらの残業は新感覚だった。

 

なので私は明日ヤンさんに会えることが楽しみである。明日はどんなこと話そうか、何を話してくれるんだろうか。そしてこの「約束をしなくても会いたい人に会える」感覚が久しぶりすぎて懐かしい気持ちになった。

 

私は中学も高校も卒業があまり寂しくなかった。会いたい人には会えばいいと思っていたから。大学の卒業式はめちゃめちゃ寂しかった。大好きな友達が全国各地に行ってしまうこと、会いたくても会えなくなってしまうって知っていたから。

 

「約束をしなくても大切な人たちと会える」ってどんなに贅沢な日々だったんだろうと振り返る。面白いなって思った人とか仲良くなりたいなって思った人、一緒にいるだけで笑ってしまう人たちに毎日理由なく必然的に会えることがどんなに尊いことだったかあの頃の私は知らなかった。

 

そして面白い、会いたい、好きって思わせてくれる人が日常にいることって全然当たり前じゃないこと、当時の私に伝えたい。社会人になってたくさんの人と出会ったけど理由もなくいつも一緒にいてしゃぶしゃぶの歌を作詞作曲して笑い転げた友達が実は私にとってとてつもなく毎日会いたかった人だということ、ちゃんと知っていてほしい。

 

私、会いたい人がたくさんいるな〜
大学で出会った世界一優しくて面白い友達も、
高校で出会った社会不適合者の集団も、
小学生の時に出会ったギャルっぽい人も
そしてもちろんヤンさんも

 

明日ヤンさん会えるの楽しみだわ〜

 

ヤンさんヤンさん

 

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