大量のトマトスープを作った。
私は「カレーを大量に作る→スープを大量に作る→カレーを大量に作る」の永遠ループを繰り返している。なので家でご飯を食べる時はスープかカレーしか食べていない。そのことを親に話したら「飽きないの？」と言われた。いや飽きるに決まっている。何が悲しくてカレーとスープのループ生活を送らないといけないんだよ牢屋の方がレパートリーあるに決まってる囚われの身以下の食生活かよ私は。
「何が悲しくて」ってよく見るけど具体的にどういう意味？と思って調べたら「何の因果があって、というニュアンスで対象行為をする羽目になっているのは理不尽」という意味らしい。そうだ！一生懸命労働しているのにカレーとスープしか食べられないなんて理不尽だ！！！（コンビニ飯は味気ないのであまり好みません、魚とか焼きに来て涙涙涙）
今日はスープを作る日だったので3日分のスープを作ったんだけど死ぬほど不味かった。もう何百回も作っているレシピなのにこんな不味いとかある？っていうかスープで不味いって考えられる？一言で言うと無味無臭です。お米を入れて食べたらお湯に浸した米を食べている気分になった。さらに囚人に差をつけられてしまった。
工程を思い出す。キャベツとさつまいもと人参としめじを切って〜お鍋に入れて〜トマト缶を入れて〜水をトマト缶3杯分くらい入れて〜コンソメを入れて〜ない！！！！！！コンソメ入れてない！！！無味無臭の原因はこれか！！！コンソメの不在より無味無臭のお湯みたいなスープが完成したのか！！！？コンソメにそんな威力があったなんて、、、！！！
コンソメを入れ忘れた私は今日から3日間トマト色の無味無臭スープ生活を送ることになったんだけどこれはとても良い学びになったと思う。大さじ1杯にも満たないコンソメがドデカ鍋に大量に生産されたスープに大きな影響力を及ぼすのだ。例え小さな存在でも、すぐに溶けてなくなってしまう存在でも、スープの中に彼は間違いなく存在し、そのお陰でいつも美味しいスープがのめていたのだ！！！！コンソメ、、、！！コンソメ、、、、！！！！！！
私たちもコンソメだ。例え大きな社会に揉まれて揉まれて自分の存在が消えてしまっていると感じても決してそんなことはない。周りを見たら私たちからポジティブなエネルギーを受け取っている人が必ず絶対何があってもいるはずだ。広すぎる社会を私色にはできないけれど、それでも社会に必要な存在なのだ。なぜなら私たちはコンソメだから、、、。
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