wombatchang’s blog

海と夏と猫が好き

人生は旅だと話す元ドレッドヘアバックパッカーの恩師とお酒を飲んだ

恩師と7年ぶりに会いました。

 

昨日の夜、高校時代の恩師とご飯に行った。「もう俺も60歳やで〜」と笑う彼は当時私が大好きだったときのままのかっこよくて憧れの先生だった。

 

私は人生で1番キラキラしていた時はいつ?と聞かれたら絶対に高校生の時!と答える。今!!と答えることができないのはすごくダサいけど。

 

アホタスクに追われながら、寝れないしんどいもう無理と思いながら最高の高校時代を送れたきっかけが彼だ。中3の時オープンスクールでルービックキューブをみんなに見せながら彼はこう言った。「世界は視点を変えるとたくさんの面がある。このルービックキューブの色がみんなと先生で異なっているように。この高校では一つの物事に対する複数の視点の持ち方学べます。」彼の世界史の授業を受けて絶対にこの高校の国際科に入りたいと思った。そして特殊すぎる受験の対策をしてなんとか入学した。オープンスクールで彼の授業を受けていなかったら別の安牌だと言われていた高校を受験していたと思う。

 

7年ぶりに会った先生とたくさんの話をした。私の歳の時はバックパッカーとして世界中を旅していた先生は、教師は旅みたいだと言っていた。往復のチケットを買って、その間は帰国できない。例えば100日間そこを旅する気でチケットを買ったら大変でも嫌でも帰りたくてもそこにいなければならない。そして、もうしんどいし最悪やし何もせずずっとホテルに篭ろう!と決めて100日が過ぎるのを待つだけの旅もできるし、死ぬほど大変やけど外に出て前に進んだら何かがあるはず!と外に出続けて初めての経験をして人と出会って学んで涙が出るくらい綺麗な景色を見る旅もできる。

 

生徒が入学してからの3年間、色んなことがあってもちろん嫌になることもあるし毎年絶対この子達が卒業したら教師なんかやめる!!と思うらしい。けど3年間という時間止まることなく模索し続けたら生徒が卒業するときはもう一度次入学してくる生徒たちと3年間過ごしたい、と思うらしい。辛くて一生するもんかと思いながらも止まることなく前へ前へ進み続けた旅が終わって、その旅をお酒を飲みながら振り返った時、もう一度旅に出よう、と思うみたいに。

 

人生も旅なんじゃないか、と言っていた。

 

彼は私のことをすごくよく言ってくれる。お前は突破力がすごい。チャレンジする勇気とそれを楽しめる器がある。なんでもやってのけるポテンシャルがある。だから好きなことにどんどんチャレンジをして失敗して立ち上がって前に進んでを続けて最高の旅をして欲しい。あなたはあなたらしく生きるべき、と。

 

彼に再会して、自分を面白い旅に連れて行ってやれるのは自分だけだと思った。なんとなく過ぎていく日々に焦りや不安を持っていたのは必死に生きることができていない現状によるものだと思う。私はリスクがあってとしても自分がしたいことをして、ぼろぼろになりながらもやり遂げたときに幸せを感じる。今までがそうであったように。

 

旅に出よう。

 

何となく期間を決めて、好きなことを全力でやってみよう。その期間は辛くても旅を続けてみよう。馬鹿にされたりちゃんとしなよって言われたりいつまで子供なの?って言われるかも。私が私にそう言うかも。でも未来って何があるかわからないじゃん。突き当たりばったりでジグザグに進んでいくものでしょ?約束された未来なんてどこにもないでしょ?

 

今に目を向けてしたいことをやり遂げてその時に見えた景色が私の未来に繋がっていくでしょ?

 

人生は旅。終わった時にまた旅に出たいと思える旅にしたい。

 

おしまいおしまい

 

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