好きが上滑りしているので緊急事態です。
私は人が自分に向けたポジティブな言葉を受け入れることができない時がある。その言葉を信じることができないというわけではないし、本心で言ってくれているんだろうなということは分かる。拒絶してしまうとかいう訳でもなく素直に嬉しい。でもなんて言うんだろう。その言葉が私の内側には届かず上空を滑っていく感覚。
そんな時はいくらポジティブな言葉をかけてもらっても私の心の中にあるグラスには何も貯まらなくてずっと空っぽのまんま。
私は常に自分が1番幸せでなければならないと思っている。なぜなら自分がハピハピでないと他人をハピハピにすることはできないから。自分が満たされている状態が1番だと考えている私にとって自分のグラスが空っぽ状態なことは由々しき事態、緊急事態なのだ。
なぜポジティブな言葉が上滑りしているのかを考える。わかった、言葉を受け取るための器・グラスを私は今無くしてしまっているのかもしれない。愛や幸せを貯めるための容器自体を。
何事に関しても受け取りたいものがあるのであればそれに見合った器を自分の中に用意しておく必要があると思っている。美しい容姿を受け取りたいのであれば美しさを入れるための器、お金が欲しいのであればお金を入れるための器、愛されたいのであれば愛を入れるための器。
そしてその器を用意するためには自分に許可をする必要がある。あなたはこれを受け取っていいんだよ、と。
例えば美を受け取りたい人は自分が自分自身に美しくなることを許可しなければ絶対に美しくなれない(言い切っていて可愛い)。美容のためにお金を使っていいんだよ、時間を使っていいんだよ、綺麗って認めていいんだよ、と。世の中には美を手に入れるための供給が溢れているがその供給にアクセスするためにはこのように「綺麗になる許可」を自分にくだす必要がある。これが受け入れる器だと思っている。
「好き」という言葉が上滑りしていると言うことは今私が持っていないものは愛を受け取る器だ。自分は愛されて良い、愛されるに値する、大切にされるべきだと思っても良い。これを自分に許可することで私は見事愛の器を手に入れて全世界全人類が発するポジティブワードを自分に向けられた言葉と捉え永遠に幸せ者として生きていけるだろう。
なんだか満たされない、条件は揃っているはずなのになぜか幸せだと感じられない、漠然とそう思っている時は外部に原因を探すよりも自分の中に原因を探したほうが早く見つかることが多いと思う。机の中もカバンの中も探したけれど見つからないという事態を回避できる。
そして疑うべきはまず自分が受け取りたいものを受け取ることができる器を持っているかだ。ねえな！！と思ったらそれを受け取る許可を自分に出すと良い。そしたら器ができるから。
満たされない時の2ステップ
①受け取る器があるかを考える
②自分に許可を出して器を作る
ニキビケアと一緒で心もケアが必要だ。プロアクティブは3ステップ必要だが今回紹介した心のケアはたった2ステップだ。プロアクティブより工程が少ないのでニキビケアできる人はこれもできると思う。
おしまいおしまい
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